[ソフト音源] SOUNDS OF POLYNESIA / BOX
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本製品のパッケージ販売は、終了いたしました。
デベロッパー | : ZERO-G |
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製品形態 | : 音楽ソフトウエア |
収録メディア | : DVD-ROM 1枚 |
リリース時期 | : 2004年6月 |
商品コード | : 24880 |
短縮コード | : ZG303 |
JANコード | : 4511820065521 |
関連情報
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SOUNDS OF POLYNESIA / BOX
サウンズ・オブ・ポリネシア / BOX
南太平洋ならではの臨場感豊かなループ&フレーズ音源!
南太平洋に浮かぶ「楽園」と呼ばれる島々から、現地に伝わる独特の打楽器ループや音階楽器フレーズなど、南国ムード溢れるサウンドをコレクションしました。プロデュースはAirileke("Airi")Ingram。本製品にフィーチャーされている数々の民族楽器すべての演奏を一人でこなす才能豊かなパプア・ニューギニア出身のアーティストです。
スピリチュアルなパーカッション・グルーヴをベースに、Kwakumba(竹笛)やBowed Harp(弦楽器)、Conch Shells(ほら貝)などの独特の旋律、さらにはキーボードやギター、シンセサイザーを用いたフレーズ・ループなどが複雑に絡み合う"音楽"を、コンストラクション・キット(デモ・ミックスと、それに使われている各楽器のループ、フレーズなどを鍵盤に並べたキット)で収録。イメージに合ったサウンドをスムーズに探し出す事が出来ます。
その他にも、パプアニューギニアで録音した様々な環境音などのアンビエンスや歌声、チャンティングなども収録。イマジネイティブな色合いに満ち溢れる島々の伝統的な楽曲を再現するも良し、アンビエント/チルアウトを織り交ぜた上品なサウンドトラックを仕上げるも良し、様々な楽曲に対して"エッセンス"として取り入れるも良し。目を閉じれば、そこに広がる青い海と白い砂浜・・・スピリチュアルな鼓動がただひたすらに心地よい、ラグジュアリーなリゾート・サウンド・ライブラリです。
さらにこれらの収録サウンドは、本体内で「Beat Machineモード(ループサウンドをビートに合わせてスライシングし、ループの質感を変えることなくテンポを変更したり、スライスの再生順番を変更したり、スライス毎にエフェクトを効かせるなど、自由なビート構築が可能)」、「Time Machineモード(グラニュラー・シンセシスによりピッチ情報を維持したままテンポをリアルタイムに変更/またはその逆が可能)」、「Sampler モード(単発ショットなどの再生に適した通常の再生モード)」を自在に混在させ、自由にサウンドメイキングが可能です。
『SOUNDS OF POLYNESIA』は臨場感豊かな現地のサウンドを自由に取り出し、パターンの組み換えや音色のエディットを一台で行う事が可能な、唯一無二の"楽園系"ソフトウェア音源です。
再生専用INTAKT PLAYER(プレイバック・サンプラー)採用によるプラグイン、又はスタンドアロンでそのままご使用頂けます。 総容量:約1GB DVD-ROM 1枚
- Native Instruments INTAKT Special Version採用
- 32bit プロセッシングによるハイクォリティなサウンド出力
- サウンドに合わせて3つのサンプラー・モードを切り替え可能
- Samplerモード:通常のサンプル・プレイバック・モードテンポのない単発音や効果音の再生に最適
- Beat Machineモード:ループサウンドをビートに合わせてスライスし、サウンドの質感を変えることなくテンポを自由に変更。スライスごとのサウンド・エディットや、スライスの組み換え、MIDIデータの書き出しが可能
- Time Machineモード:ループサウンドのタイム・ストレッチやコンプレス(圧縮)をリアルタイムに行うグラニュラー・シンセシス機能。複数のループをシンク(レガート機能)させることで、ループ中のどの位置からでも別のループへ切り替え/ミックスが可能
- ピッチ・エンベロープ/アンプAHDSRエンベロープ
- エンベロープ・フォロワー/マルチモード・フィルター
- エフェクター(ローファイ/ディストーション/ディレイ)
- 2系統のLFO(テンポシンク対応)/マスター・フィルター/EQ
- コンピュータのキーボードでサンプルのトリガーが可能
INTAKT(インタクト)インターフェースはループ・サウンドのプレイバック/エディットに最適な機能を搭載しています。グラニュラー・シンセシスやスライシング機能により、リアルタイムでのテンポ・コントロールが可能な他、LFO、Lo-Fiエフェクト、レガート・ルーピングなど、ループ再生/編集に特化した多彩な機能を搭載。さらにコンピュータのキーボードを鍵盤代わりに使う機能を搭載していますので、ノートパソコン一台でもライブ演奏が可能です。
搭載されているシンセサイズ機能も、ピッチエンベロープ、アンプエンベロープ(AHDSR)、テンポシンク可能な2系統のLFO等を搭載。さらにエフェクターもフィルター、ローファイプロセッサー、ディストーション、テンポシンク・ディレイの4系統を搭載し、さらに接続順番もマウスドラッグで自由につなぎかえることが出来ます。
本ライブラリにフィーチャーされているインストゥルメント(楽器)は、ほとんどがオーストラリアの北、南太平洋の西側に位置するパプアニューギニア("PNG")のものです。パプアニューギニアには800種類以上の言語と3,000種類以上の方言が存在し、世界で最も多種多様の文化が混在している国の1つとしても知られています。
演奏者
- Airileke Ingram(パプアニューギニア/オーストラリア)
ギターをのぞく全インストゥルメントの演奏、ボーカル、プログラミング&シーケンス担当。 - William Hatch(フィジー/オーストラリア)
ギター演奏、ボーカル、パーカッション
主な収録楽器
- Garamut
- Pate
- Pahu Mango
- Pahu
- Kundu
- Tin Can
- Bamboo Stomping tubes
- Kwakumba
- Pan Pipes
- Water Flutes
- Voice Destorters
- Split Cane
- Bowed Harp
- Susap
- Conch Shells
- Wooden Trumpets
- Shakers
- Coconut shellsなど
Garamut:
「ガラムート」。木をくり抜いて作るパプアニューギニアの割れ目太鼓。様々な種類とサイズがありますが、本ライブラリで使用しているのはManus地方 Baluan島の「マヌス・ガラムート」。サイズはさ30cm/直径10cmのものから長さ2m以上/直径1.5mのものまで様々です。バス・ガラムートが一番大きく、遠くまで低音が響く為、遠距離の通信手段としても使われます。
マヌス・ガラムートの演奏は、通常6人構成のアンサンブル形式。1×リード・ガラムート(小)、4×リズム・ガラムート(中)、1×バス・ガラムート(大)。
Pate:
木をくり抜いて作るポリネシア地方の割れ目太鼓。通常アルバニーやマホガニーの木から作られます。木をくり抜いた後に泥や重油に長期間漬け置く事で密度と耐久性が加わり、アタックの鋭い音色になります。スティックには硬質の木を使用。長さ1m/直径15cmというのが普通サイズになります。Pateは木太鼓で繰り広げられる集団リズムのメインとなるリード・ドラムで、通常のアンサンブルは3~4人で構成されます。Pateの一種で「Tokere」または「Takirua」と呼ばれるサイズが少し小さめのハイピッチ太鼓は、シンコペートされたローリング・リズムの演奏に使用します。
Pahu Mango:
「パフ・マンゴー」。コンガに似た打楽器。ヘッドは鮫皮でできており、地面に立てて使用します。2~4台で1セットとし、一人1セット、アンサンプルで演奏します。ハイビスカスの木から作られる軽めのドラム・スティックを使用。通常16分音符または32分音符のバック・ビートを演奏し、演奏者によって独自のファンキーさが加えられます。
Pahu:
「パフ」。ヘッドが鮫皮のバス・ドラム。クック諸島のドラム・アンサンブル演奏では、マーチング・バンドにおけるバス・ドラムのようなパートを担当します。
Kundu:
「クンヅー」。大トカゲやヘビの皮を張った砂時計型の太鼓で、パプアニューギニアや北オーストラリアのTorres Strait地方でよく見られます。張った皮の中央に蜜蝋を点状につけることによって高周波の音をカットし、深みのある低音となるようにトーン調節をします。様々なスタイルがあり、地域によって各スタイルに特性があります。長さは30cmから2m以上のものまであり、最近ではコンガやPahu Mangoのように地面に立て、両手で演奏するのが一般的ですが、伝統的なKunduのリズムは片手のみのシンプルなビートで、歌のリズムや踊りのステップに付帯する形で演奏します。
Tin Can:
ブリキ缶。南太平洋のドラミングやダンスに一般的に取り入られており、パプアニューギニアのCentral地方では、小ガラムートと同じパートをソロで演奏します。クック諸島ではCabin Bread(乾パン)のブリキ缶がよく使用され、アンサンブルでPahu MangoやTakirua(小さなPate)と似たようなパートを演奏します。サモアではファイヤー・ダンスの時に、Tongaでもダンスの時に頻繁に使用されます。
Bamboo Stomping tubes:
中の節が空洞になっている竹を短く切っただけのシンプルな楽器で、足で叩いて鳴らします。太平洋の広い地域に分布しますが、ブーガンヴィル、ソロモン諸島、フィジーで最もよく見られます。ピッチは竹の長さにより、トーンは竹の太さと年数により様々です。
Kwakumba:
パプアニューギニアの竹笛。継承者(男性)のみが吹くことが許される笛です。常にペアで演奏し、低いピッチは男らしさを、高いピッチは女らしさを表します。
Pan Pipes:
「パン・パイプ」。長さの違う複数の管を束ねて一つの楽器とした笛。東ニューギニア諸島とソロモン諸島のものが特に有名です。
Water Flutes:
竹の棒2本と水を使ったスライド式フルート。
Voice Distorters:
長さ1mの竹または竿の片端を割いたもの。反対側から歌うと、割いた部分が振動して、ディストーションがかかったようなサウンドとなります。
Split Cane:
「スプリット・ケーン」。長さ約1mの竹竿を割いて束ねたもの。
Bowed Harp:
エレキギターの弦、または細いワイヤーを竿に結びつけ、弓状にした楽器。棒の片端を唇にあて、弦を弾いた時に口を共鳴器として音を出します。
Susap:
Bamboo Jews Harp(竹口琴)のこと。
Conch Shells:
ほら貝笛。長距離通信の手段や重要なイベントが始まる前のファンファーレとして用いられます。リズムやピッチが特定の意味(メッセージ)を持っています。
Wooden Trumpets:
木製トランペット。パプアニューギニア、特にSepikとMadang地方のものが有名です。長さ1mの木をくり貫いて、片側を吹いて音を出します。
Shakers:
一般的なへちまシェーカー。へちまを乾燥させ、米/種/小石を入れて様々な音色のシェーカーを作ります。また、Kiwaiシェーカーという種類もあり、これは単に乾燥させた種子のサヤを束ねたもので、Kiwai及びTorres Strait地方でダンスの際に使用します。Kunduドラムやスティック、ポールにつけたり、アンクレットにして鳴らしたりもします。
Coconut shells:
2つのココナツの殻を打ち付けたり、こすり合わせたりして演奏します。
その他:
ドラム・キット、ベース・ギター、エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、キーボード、Rhodesピアノ、エレクトリック・シンセ、シーケンス&プログラミング。
※クック諸島のドラミング・スタイルについて
クック諸島のドラミングは恐らく南太平洋で最も洗練されたスタイルであり、大きく「北方スタイル」と「南方スタイル」の2種類に分けられます。「北方スタイル」は小さめのハイピッチな割れ目太鼓を使用し、片手でビートをとります。「南方スタイル」は少し大きめの割れ目太鼓を使用し、両手テクニックを使います。コンテンポラリーなクック諸島のドラミングは、4/4拍子のリズムにシンコペートされたブレイクやフィルを多く加え、かなり速い速度でエネルギッシュに演奏されます。
ポリネシアの打楽器は、太平洋地域で最もコンテンポラリーかつ適応力があることで知られています。皮張り太鼓はポリネシアの東、木をくり貫いた割れ目太鼓はポリネシアの西で生まれ、以前は決して一緒に演奏されることは無かったのですが、人々の移住と文化変容によってポリネシアのちょうど中央に位置するクック諸島で融合し、現在のように一緒に演奏されるようになりました。また、割れ目太鼓はクック諸島に伝来した当初、「儀式」に使用される神聖な楽器として扱われていましたが、長い年月を経るうちにその神聖的な要素は薄れ、「エンターテイメント」として活躍するようになり、奏者による即興リズムや表現力が加えられていくようになりました。
こうして東と西から来た太鼓はクック諸島で一つとなり、新しいドラミング・スタイルを確立して太平洋全域へと広がり、最近になり世界各地でその音楽スタイルが認識されるようになったのです。
MAC OSX 動作環境 | |
コンピュータ | G3 500MHz(G4 733MHz以上を推奨) |
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OS | MacOS X 10.2.6以降 |
RAMメモリ | 256MB以上(512MB以上を推奨) |
インターフェース | VST2.0、AudioUnits、RTAS、スタンドアロン対応 |
WINDOWS 動作環境 | |
コンピュータ | Pentium III/Athlon 500MHz以上(700MHz以上を推奨) |
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OS | Windows XP |
RAMメモリ | 256MB以上(512MB以上を推奨) |
インターフェース | VST2.0、DXi2、RTAS、スタンドアロン対応 |
- その他、インストールにはハードディスクに1.5GB以上の空き領域、DVD-ROMドライブが必要です。
- サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
- 本製品をご使用いただくにはインターネット経由でのチャレンジ&レスポンスによるオーソライズが必要となります。オーソライズにはインターネットへの接続環境、及びE-Mailアドレスが必要となります。インターネット接続環境が本製品をインストールするコンピュータ以外の場合でもオーソライズは可能です(オフライン・アクティベーション)
- インターネット接続環境が無い場合は、FAX又はE-Mailにてご連絡頂くことで、弊社にてレスポンス・コード取得の代行を承ります。
- 本製品に収録のサウンドは、Native Instruments社KONTAKT(Ver1.5以降)でも読み込みが可能です。(※製品に収録のインストーラを使用して予め製品をインストール、及びオーソライズを済ませておく必要がございます。ディスクからファイルをハードディスクにコピーしただけでは、本製品に収録のインストゥルメント、マルチ、サンプルを読み込む事は出来ません)※サンプルファイル(.nksファイルに格納されているサウンドデータ)のエクスポートは行う事が出来ません。)
- ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。