巡音ルカ V3(仮)

言葉一つひとつの表情付けを実現ソフト~パワー、吐息混じりの声色まで多彩に歌えるバイリンガル・シンガー

「巡音ルカ V3(仮)」には、表現力を向上させるために作り込んだ複数の日本語/英語のデータベースを収録。日本語では、当社で新たに設計した「E.V.E.C.」(イーベック)機能を使って、歌の中で音符ごとに声の表情が選べるようになりました。しっとりとしたAメロでは、吐息で囁いたり、メロディが駆け上がるサビでは低域から高域に向かって力強く歌いあげたりと、一つの楽曲の中で表現をコントロールすることが可能です。更に、「E.V.E.C.」に対応した新しいPiapro Studio、200種類以上の楽器を収録した音楽制作ソフトStudio Oneを同梱しているので、買ったその日から、音楽制作環境が整います。

新機能紹介

新機能1

E.V.E.C.(Enhanced Voice Expression Control)

※ 日本語ライブラリ用機能

「E.V.E.C.」(イーベック)は、歌声を拡張するために新たに設計された機能群です。今までのVOCALOIDでは実現が難しかった、細やかな声の表情付けや、吐息の抜き方の設定、子音の補強が可能となり、VOCALOIDの歌声をクリエイターのイメージするダイナミックな歌唱表現に近づけることができます。

E.V.E.C.の3つの機能

Voice Color機能 歌の中の音符一つひとつに対して、声の表情コントロールが可能になります。強い/弱い/可愛いなど複数声色から選ぶことが出来ます。
Voice Release機能 吐息を吐くように音を終わらせる、フレーズ終わりの息の成分をコントロールできる機能です。
子音拡張機能 音素を重複させることで、子音を長くして補強することが可能になります。

従来のV3との違い

今までのVOCALOIDの歌唱設定

今までは、声の表情付けがしたくても、楽曲ごとやAメロ/サビ等パートごとにシンガーを切り替えることが主流で、細かく調整しようとすればするほど、バランス調整作業が大変でした。

※注:今まで、1曲の中でたくさんの歌声表情を扱うには、Append対応製品などを複数トラックで使用し、まとめる必要がありました。また場合によってマルチトラックのオーディオ編集が必要でした。

E.V.E.C.による新しい使い方

E.V.E.C.を使えば、音符ごとでも、フレーズごとでも、自由自在に歌声をコントロールすることが可能です。自身のイメージに合わせて、歌の出だしを強くしたり、歌の一部をウィスパーボイスにしたり、音の終わるタイミングで息を吐いたりすることが実現可能となりました。

※注:VOCALOID Editor上でも、音符を細かく分割し音素記号を手動入力することでE.V.E.C.の調整は可能です。

E.V.E.C. Sound Sample

「E.V.E.C.」での設定を比較した短い音声サンプルです。3つの音声が順番に流れます。

①設定をしていないノーマルの声"→②E.V.E.C.で設定された力強い声→③吐息混じりの弱い声

※注:音声は開発中のデータベースのものを使用しているため、予告なく変更される可能性があります。

新機能2

Coming soon...

11月下旬頃、公開予定!

Voice Material by 浅川悠
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