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[KONTAKT] Batch re-saveの方法

■Batch re-saveとは

サンプルファイルが保管された階層をKONTAKTライブラリに記憶させることで、ライブラリをロードする時間を短縮することです。読み込み時間が長かったり、サンプルが見つからない(Samples Missingエラー)問題が発生する場合は、本操作を行うことで改善されることがあります。

■注意点

  • Batch re-saveを行ったライブラリは、利用可能なKONTAKTの最低バージョンが更新されます。例えばKONTAKT 5に対応したライブラリに対してKONTAKT 6上でBatch re-saveした場合、そのライブラリファイルをそれ以降KONTAKT 5で利用することはできません。
  • そのため既に旧バージョンのKONTAKTを使用したセッションファイルをお持ちの方は、Batch re-saveを行うことでそれらのセッションファイルでエラーが発生する可能性がございますのでご注意ください。

■Batch re-saveの実施方法

1. Batch re-saveを実行すると、「Instruments」「Multis」フォルダ内のデータが上書きされますので、先ずはオリジナルデータをバックアップします。KONTAKTライブラリのフォルダを開き、「Instruments」「Multis」フォルダをzip圧縮するか、任意の退避先フォルダにコピーしてください。

※KONTAKTライブラリ「Instruments」「Multis」フォルダ内のパッチファイル(nki/nkm)は、Batch re-saveやKONTAKT上でパッチデータを上書き保存することによって、オリジナルデータの復元ができなくなります。製品をインストールした後、すぐにバックアップを取っていただくことを推奨いたします。

2. KONTAKTを開き、画面上部の アイコン > [Batch re-save] をクリックします。

3. "You are about to resave multiple files"~ というダイアログが表示されたら、[Yes] をクリックします。

4. フォルダ選択を行うためのウィンドウが表示されたら、Batch re-saveを行いたいライブラリのフォルダを選択することでBatch re-saveが実行されます。この処理にはライブラリのサイズや環境により、1~2時間程度の時間を要する場合がございます。

※ライブラリ内の「Instruments」「Samples」フォルダではなく、親フォルダを選択してください。