ソフト音源 [ INDEPENDENCE PLAYER ]
INDEPENDENCE PLAYER
YellowTools社開発による、明快なインターフェースと先進的機能を備えたソフト音源エンジン。INDEPENDENCE PLAYERでは外部サンプルを読み込むことが出来ませんが、完全版となる『INDEPENDENCE』では外部サンプルの読み込みも可能。
- 表示形式:
- タイトルと画像
- 詳細なリスト
INDEPENDENCEとINDEPENDENCE PLAYERとの大きな違いは、外部サンプルのインポート(読み込み)へ対応しているかいないかだけで、その他の機能はほぼ全て共通となっています。
INDEPENDENCE 2.0の主な特徴
- 直感的インターフェース
- レイヤー数無制限
- 超高速ストリーミング・テクノロジー
- オート・RAMクリーナー
- 強力な検索機能
- プロフェッショナル・ミキサー
- プロサラウンド環境
- 50種以上のチューニング・モデル
- オルタネート&レガート・モード
- インポート機能
- 革新的な「Origami」インパルス・レスポンス・テクノロジー
- オーディオ・エディタ
- スライス・エディタ
- MIDIプログラム・チェンジ
- プリキャッシュ機能
- ブラウザ・ページ
- カスタム・リモート・コントロール
- 40基以上のインサート・エフェクト
- マイク、キャビネット、プリアンプ・モデラー
- 拡張キースイッチ
- MIDIラーン機能(キーアサインの為に、MIDI入力を学習する機能)
- フレキシブル・モディファイア
- アレンジャー機能
- シンク機能
- 充実したプリセット
- 約12GBに及ぶサウンドライブラリ
- Inspired Acoustics社提供のインパルス・レスポンス・ファイル
- AKAI S1000/S3000フォーマット・インポート
(Chiken System社『Translator - Independence Edition』により、フォーマットをIndependence用に変換可能。) - その他、多数の特化機能
『INDEPENDENCE』のインターフェースは非常に明快で、直感的に操作が可能です。例えば、インターフェースの上部にはメイン・ウィンドウの切り替えボタンが一列に並べて配置されていますので、サウンドやインストゥルメントを操作する上で、モード(画面)の切り替えを素早く行うことができます。また、モードによってはパラメーター表示とファイル・ブラウザ表示をスムーズに切り替えるコンテンツ(Content)ボタンがあり、常に全体を確認しながら作業を行うことができるようになっています。
ロード可能なレイヤーの数を無制限としました。サンプル数も同様に無制限です。更に、ポリフォニー(同時発音数)も無制限ですので、パフォーマンスの面では『INDEPENDENCE』はまさに理想的な仕様になっていると言えるでしょう。
使用しているコンピュータの性能に合わせて、サンプルをハードディスクドライブから読むのかRAMメモリから読むのかを選択することができるようになっています。また、使用しているシステムに合わせて極限までパフォーマンスを向上させる為に、各ストリーミング・オプションをカスタマイズすることも可能です。
自動でCPUパワーとメモリの節約を行います。オート・クリーナー機能をオンにしている時は、実際には使用していないオーディオ・サンプルはインストゥルメントから自動的に削除されます。もちろんこのオート・クリーナー機能をオフにすれば再度すべてのオーディオ・サンプルにアクセス可能となりますので、後からインストゥルメントに変更を加える時も問題ありません。
膨大なサウンドライブラリのデータベースの中で迷わないよう、強力な検索機能を搭載しています。検索項目を入力すると、プルダウンメニューには探しているプロジェクト、レイヤーセット、レイヤーのみが表示されます。
最も画期的な部分がこのミキサーであり、既存のプラグイン・ミキサーの中でも最も強力であると自負しています。『INDEPENDENCE』の中に既に存在するインストゥルメントは、ホスト・アプリケーションに切り替えることなく、全てここでミックスが可能です。「無制限バス・チャンネル」、「無制限カスタム・チャンネル(内部バーチャル・チャンネル)」、「40種類以上のプロフェッショナル・インサート・エフェクト&フィルター」などは、このミキサーの驚くべき機能のほんの一部に過ぎません。
INDEPENDENCEは現存するソフトウエアサンプラーの中で最も洗練されたサラウンド環境を搭載し、プロフェッショナル用のサラウンドフォーマットをすべてサポートしています。例えばPro Logic、Dolby Surround、DolbyDigital、DTS、ITU、SDDS、さらに最大7.1 チャンネルまでを網羅します。そして、ミキサーの出力チャンネルに対しても対応するサラウンドフォーマットを割り当てる必要があることを気に留めておいてください。もちろん、すべてのインサートフィルタ、エフェクトはすべてサラウンド互換になっています。
INDEPENDENCEの“ プレファレンス”ページでは、更なるサラウンドフォーマットの設定が可能です。インポートしたサラウンドファイルに対してこのプレファレンスでの設定を適用したり、すべてのマルチチャンネルのファイルに対して、以下のような全体的なチャンネル設定を割り当てることが可能です。
世界各国を代表するエキゾチックなメロディ・モデル...アラビア、トルコなどのオリエンタルな旋律のプリセットを50種類以上も搭載しています。更には、自分で制作したオリジナルの旋律をプリセット・リストに追加することも可能です。
ステップ、アーティキュレーション、1ノートにつき最大32種類もの細かなバリエーション、アドバンスド・レガート・モードなどの革新的なオプションにより、サンプリング・インストゥルメントに "本物らしさ" を付加します。これらのオプションはすべて細部に至るまでカスタマイズ可能となっているだけではなく、『INDEPENDENCE』がバックグラウンドで自動的に管理を行います。
『INDEPENDENCE』は全てのYellow Tools社MVI製品(Culture、Majestic、Candy)と互換性があり、また、WAVファイルやAIFFファイル(32 bit / 192kHz 対応)をインポートすることができます。更には、オートマッピング・インポートという画期的な機能も搭載しています。これは、複数のサンプル音のファイル名から名前構造を見つけ出し、ひとつのグループとして類推する機能です。この際、次のようなファイルインポートの認識オプションがあります。:マルチ・キーマッピング(メロディ楽器用)、単一キーマッピング(パーカッション用)、クロマティック(ループやエフェクト用)、セクションとオルタネートを自動認識するYellow Tools 独自のXYZインポート(3Dインポート)。
※Chiken System社から発売されている『Translator - Independence Edition』により、既存の主なハードウェア/ソフトウェア・サンプラーのフォーマットを『INDEPENDENCE』用に変換することが可能です。『INDEPENDENCE』の登録ユーザーは、Yellow Tools社ユーザーエリアよりトライアル版(Mac OSX/Windows XP)を無償でダウンロード頂けます。本トライアル版では、AKAI S1000/S3000を『INDEPENDENCE』用に変換いただけます。
「Origami」インパルス・レスポンス・プロセッサーは、”トゥルーステレオ"(=4チャンネルを持つマルチチャンネル・オーディオファイル)や、SDDS7.1以下の”トゥルーサラウンド"(=64チャンネルを持つインターリーブ・オーディオファイル)での処理も可能です。
独自のサンプル、または既存のレイヤーをインポートした後は、この非常に強力な『INDEPENDENCE』のオーディオ・エディタが、各サンプルのスタートポイントやエンドポイントのファインチューン、ループマークの編集、ボリューム、ピッチの調整などを可能にします。
オーディオファイルの波形とファイル名の隣には、サンプルレート、ビットレート、ファイルタイプ、長さ、フレーム数、ファイルサイズなどの情報がビジュアルに表示されます。尚、マルチチャンネル・サンプルを使用している場合は、それぞれのチャンネルを個別に表示することが可能です。
ループを編集する上での、特にテンポ変更における制限や制約は、『INDEPENDENCE』に搭載している画期的な ”Flexible Groove(フレキシブル・グルーヴ)” モードがすべて解消しました!
『INDEPENDENCE』のオーディオ・エディターでは、好きな時にいつでも “Slice(スライス)” モードにできます。また、“sensitivity(センシティビティ)” セッティングを使用して、選択したループに対して自動グルーヴ認識の調節を行うことも可能です。
更にスライス・エディターは、ズーム、スライス・マーカーの固定&移動、手動によるスライス・マーカーの削除&追加、全スライス・マーカーのフレームに則した移動&調整、などといった多数の柔軟かつ直観的編集オプションを搭載しています。各スライスはクリックするだけで再生されますので、現在行っている設定や調整具合もすぐに確認できます。 そう、すべてをリアルタイムで行う事が可能なのです!
そして、史上初、オーディオ・ループをオリジナル・チューンのまま、クオリティを一切損なうことなく、最高60%までスローダウンさせることが可能です! もちろん、ご希望とあらば、ループのチューンを変更&調節することも可能です。
MIDIプログラムは、『INDEPENDENCE』、そしてそこに含まれるレイヤーにとって強力なリモートコントロール力を発揮します。複数のコンピュータで作業している場合、例えばモニターを接続しなくとも、ホスト・アプリケーションが入っているのとは別のコンピュータに『INDEPENDENCE』をインストールし、コントロールすることが可能です。レイヤーの切り替えを行う場合でも、ホスト・アプリケーションの「プログラム・チェンジ」オプションで簡単に操作することができ、『INDEPENDENCE』に触れる必要すらありません。
MIDIプログラムのもう1つの特徴は、MIDIファイル(フォーマット1)への互換性です。自分のハードウェアもしくはソフトウェア・シーケンサーに「プログラム・チェンジ」番号を持つMIDIファイルをロードすると同時に、『INDEPENDENCE』はそれに対応するレイヤー・パッチを自動的にロードします。
更にMIDIプログラムによって『INDEPENDENCE』はライブ・パフォーマンス用の強力なワークステーションに成り得ます。(プリキャッシュ機能をオンにしている場合、)余計なロード時間がかかることなく、MIDIキーボードを使って直接現在ロードしているレイヤー・パッチ間の切り替えを行うことが可能です。
『INDEPENDENCE』は最高16,383種類のバンクを操作可能です。各バンクは、それぞれ0-127の128種類のMIDIプログラムを持つことが可能ですから、つまりはなんと2,000,000種類以上のMIDIプログラムがアサインできるという事になります!
ロード時間を短縮する為に、『INDEPENDENCE』ではプリキャッシュ機能を搭載しました。全てのレイヤーはユーザーが選択しているプリキャッシュ機能に属しており、『INDEPENDENCE』に事前にロードされていますので、プリキャッシュ機能をオンにした時には余計なロード時間がかかることなく、即利用可能となります。
このプリキャッシュ機能は、『INDEPENDENCE』を使ってライブ・パフォーマンスを行う場合に大変役立つことでしょう。希望のプリキャッシュ機能を選択するだけで、数ギガバイトもあるインストゥルメントを瞬時に切り替えることができるのですから!
また、このプリキャッシュ機能自体は、ストリーミングや他の機能をオンにした時のように別途RAMメモリを必要としないので、ご使用のコンピュータ・パワーに使い勝手が左右されることはありません!
『INDEPENDENCE』搭載のオーディオファイル・ブラウザからは、『INDEPENDENCE』に収録されている以外のライブラリ、自作のインストゥルメント、オーディオファイルやループなどにも、簡単に、そして素早くアクセス可能です。
ここでは単にファイルを一覧する ”ブラウザ” として機能するだけではなく、ファイルをインポートした時点で自動的にマッピングを作成する機能も搭載しています。更には、Pre-Listen機能を使ってインポートする前にファイルを試聴することも可能になっています。
8種類のノブやボタンに好みのパラメータを割り当て、ユーザインターフェイスをカスタマイズする事が可能です。
各パラメータには“カスタム・ラーン”オプションが用意されており、カスタムコントロールノブやボタンはどのようなパラメータにでもすぐに関連付けることが可能です。パラメータをアサインする他に、ノブに割り当てたパラメータの最小値・最大値をセットし、限られた領域を特定の値の範囲内で調整といった事も可能です。
既存のインストゥルメントを自分の思い通りにカスタマイズする方法と言えば、マニピュレーション(操作&処理)とエディット(編集)です。
その為『INDEPENDENCE』では、40種類以上に及ぶ専門のインサート・エフェクトを搭載しています。これにより、各チャンネルに好きなだけインサート・エフェクトをアサインすることや、ドラッグ&ドロップでインサートのシーケンスを簡単に変更することができます。
マイクモデラーは、インストゥルメントのマイクの個性を瞬時に切り替えることができます。14種類の異なる伝説的なマイクと、コンデンサ、ダイナミック、チューブの3種類のカテゴリを組み合わせることが可能です。さらにマイクのモデルによっては、異なるポジションも選択できます。無指向性、指向性・近距離、指向性・遠距離、指向性・さらに遠距離の4種類です。
キャビネットモデラーはインストゥルメントに対して、典型的なキャビネットサウンドをシミュレートするためのものです。(ただしこれは、エレキギターとエレキベース用に特別にデザインされたものです。)6つの伝説的なキャビネット、異なるサイズ、そして異なるマイクポジションを組み合わせることが可能です。
INDEPENDENCEには12種類ものプレミアムなプリアンプが内蔵されています。これらは、Independenceのコア・ライブラリとIndependence用インストゥルメントに特別に用意されたものです。
レイヤー間を切り替える標準的なキースイッチの他に、『INDEPENDENCE』はレイヤー内でプレイ・スタイルなどの切り替えを行う "レイヤー内部キースイッチ" を搭載しています。
完全なホスト&MIDIオートメーションが可能な他、ほとんどの『INDEPENDENCE』の機能に対して、MIDIラーン機能(キーアサインの為に、MIDI入力を学習する機能)を適用することができます。
『INDEPENDENCE』の最も強力な機能は、インストゥルメントやサウンドを柔軟に処理できる、このフレキシブル・モディファイアです。ここでは、サウンドのカスタマイズをする為に必要なありとあらゆるソースにアクセス可能となっています。この機能を使えば、インストゥルメントを容易にカスタマイズ&マニピュレートできるだけではなく、作業をシンプルに、そしてオートメーション化することが可能です。
そしてフレキシブル・モディファイアの最大の特徴として挙げられるのが、複数の作業を同時に行うことができる点です。たった1つのコントローラー(MIDIキーボード、MIDIコントローラー、ホスト・アプリケーションなど)を使って、そしてたった1度のアクションで、いくつものパラメーター(例えばボリュームとフィルター・カットオフとパノラマなど)を同時に変更することが可能となっています。
更に『INDEPENDENCE』は、別々のコントローラー・レンジ(最低値と最高値)、パラメーター別のエンベロープ設定、値の反転(インバート)にも対応しています。もちろん、複数アサインしているモディファイアの各パラメーターをいつでも個別に拡張することも可能です。
アレンジャーは、自動コード認識機能を持つ、大変ユニークで実にインスパイアされるMIDIファイルプレイヤーです。これは、さまざまな MIDI ファイルをインポートし(例えば短いストリングスのアレンジなど)、このMIDIファイルにコードをつけることができるというわけです。
フリー・エンベロープ、ステップ・シーケンサー、LFO...関連するモジュールやインサート・エフェクトを、ホストはもとより内部テンポにもシンクさせることができます。BPMテンポの他に、各モジュールに個別のビート・シンクロナイゼーションをアサインすることも可能です。
素早い結果を出す為に、『INDEPENDENCE』はシングル・インサート・エフェクト、エフェクト・バンク、モジュールなどに、数多くのプリセットを用意しています。もちろんユーザーはプリセット・メニューに独自の設定を追加することも可能ですし、自由に付け足し、置き換え、コピー/ペーストすることが可能です。
INDEPENDENCEは、現存するソフトウエアサンプラーの中で最も洗練されたサラウンド環境を搭載し、プロフェッショナル用のサラウンドフォーマットをすべてサポートしています。例えばPro Logic、Dolby Surround、DolbyDigital、DTS、ITU、SDDS、さらに最大8.1 チャンネルまでを網羅します。また、すべてのインサートフィルタ、エフェクトはすべてサラウンド互換になっています。
"プレファレンス"ページでは、更なるサラウンドフォーマットの設定が可能です。インポートしたサラウンドファイルに対して設定を適用したり、すべてのマルチチャンネルのファイルに対して、以下のような全体的なチャンネル設定を割り当てることが可能です。
前述のとおり、INDEPENDENCEのすべてのフィルターとエフェクトはサラウンド対応になっています。いつでもすぐにフォーマットを切り替えることができますし、各インサートは瞬時に新しいフォーマットに自動的に設定を切り替えます。
このページでは、インストゥルメントを好みのテイストに調整するための、よく使われる機能が数多く用意されています。“ボリューム”、“パン”、“ピッチ”の他に、“EQ Color”が現在選択されているレイヤーに使用できます。
カスタム・リモート・コントロールのエリアには、8つの自由にアサインできるカスタム・リモートノブやボタンがあり、INDEPENDENCEのあらゆるパラメータを割り当てることが可能です。
フィルター・セクションでは、"frequency(フリーケンシー)"と"resonance(レゾナンス)"の設定が可能。プルダウンメニューから、プリセット選択する事も可能です。
エフェクト・セクションでは、ルームやホールのエフェクトや、さまざまなエフェクトのプリセットを用意しています。"amount"というパラメータで、選択されたエフェクトの強さを設定することができます。
『INDEPENDENCE』のモジュールは、Yellow ToolsのA.I.T.(アドバンスド・インストゥルメント・テクノロジー)の核と言える部分です。
ここには、プロフェッショナルなサウンド処理に役立つ数多くの機能を搭載しています。ここで行う設定は、選択しているレイヤー、及びそのセクション(サンプルの組み合わせ)やオルタネート(セクションの組み合わせ)に適応されます。
コンテンツ・ブラウザでは、選択しているレイヤーのオルタネートとセクションがすべて表示されますので、個別編集も、関連部分を確認しながらの編集も可能です。
初期設定表示/コンテント・ブラウザ表示
複数のページをまとめて表示するモジュール・エディターでは、可能なセッティングを最も効率よく一覧できる “初期設定表示” と、現在ロード&選択しているレイヤー、セクション、オルタネートを一覧できる “コンテント・ブラウザ表示” があり、右上角にある [content]ボタンで表示間の切り替えを行うことができます。
初期設定表示:
コンテント・ブラウザ表示:
フレキシブル・モディファイア
『INDEPENDENCE』の最も強力な機能は、インストゥルメントやサウンドを柔軟に処理できる、このフレキシブル・モディファイアです。ここでは、サウンドのカスタマイズをする為に必要なありとあらゆるソースにアクセス可能となっています。この機能を使えば、インストゥルメントを容易にカスタマイズ&マニピュレートできるだけではなく、作業をシンプルに、そしてオートメーション化することが可能です。
そしてフレキシブル・モディファイアの最大の特徴として挙げられるのが、複数の作業を同時に行うことができる点です。たった1つのコントローラー(MIDIキーボード、MIDIコントローラー、ホスト・アプリケーションなど)を使って、そしてたった1度のアクションで、いくつものパラメーター(例えばボリュームとフィルター・カットオフとパノラマなど)を同時に変更することが可能となっています。
更に『INDEPENDENCE』は、別々のコントローラー・レンジ(最低値と最高値)、パラメーター別のエンベロープ設定、値の反転(インバート)にも対応しています。もちろん、複数アサインしているモディファイアの各パラメーターをいつでも個別に拡張することも可能です。
外部ソース
- Fix value / フィックス・バリュー(固定値)
- Velocity / ベロシティ
- Release Velocity / リリース・ベロシティ
- Random / ランダム
- Pitchbend / ピッチベンド
- Mod wheel / モジュレーションホイール
- Mono Aftertouch / モノ・アフタータッチ
- Poly Aftertouch / ポリ・アフタータッチ
- MIDI automation / MIDIオートメーション
- HOST automation / ホスト・オートメーション
- Key Position / キー・ポジション(キー位置)
- Key Distance / キー・ディスタンス(キー距離)
- Key Up / キー・アップ
- Key Down / キー・ダウン
内部モジュレータ
- テンポ同期したLFO(サイン波、三角波、矩形波、ノコギリ波、ランダム波形)
- AHDSRエンベロープ
- フリー・エンベロープ・ユニポラー(テンポ同期対応、マーカー数無制限)
- フリー・エンベロープ・バイポラー(テンポ同期対応、マーカー数無制限)
- ステップ・シーケンサー・ユニポラー(テンポ同期対応、最高128ステップ)
- ステップ・シーケンサー・バイポラー(テンポ同期対応、最高128ステップ)
- グライド/ポルタメント
- アルペジエーター(テンポ同期)
- ステップ・シーケンサー(テンポ同期)
- アレンジャー
- タイムモジュレーター
インサート・フィルター&エフェクト
ミキサーにおいてはトラックごとに、そしてモジュール・エリアにおいてはレイヤー、オルタネート、セクションごとに40種類以上に及ぶ専門のフィルターやエフェクトを追加することが可能です。
本モジュール部分では、ボリューム、パン、ピッチ、ディレイ、(サンプル・スタートの)スキップなどの標準パラメーターに加え、更なる処理を可能にするモジュレーション・オプションを多数搭載しています。
無制限カスタム・チャンネル
ロードしたインストゥルメントの特定部位を、素早くかつ柔軟に調節&編集する機能の一つです。例えば、ロードしたドラムキット・レイヤーのスネアドラム部分だけを選択し、このセクション用として "カスタム・チャンネル(内部バーチャル・チャンネル)" を新規に作成した場合、ドラムキット全体に影響を与えることなく、このスネア部分だけのルーム、EQ、コンプレッションなどの特徴を調節し、カスタマイズすることが可能です。
無制限バス・チャンネル
各レイヤー、オルタネート、セクションに対して、バスセンドを(既存のもの、新規のものを問わず)無制限にアサインすることが可能です。この機能により、各部位はもちろん、インストゥルメント全体を未だかつてない柔軟さをもって処理することが可能となります。つまり、『INDEPENDENCE』とホスト・アプリケーションを行ったり来たりする必要がないので、インストゥルメントの調節をストレスなくスムーズに行うことができます。
絶対値&相対値ボリュームAHDSR
ボリュームAHDSRカーブにおいて絶対値&相対値を選択する事が可能です。絶対値(Absolute)モードでは、レイヤーのグローバルAHDSR設定は完全に無視され、オルタネート/セクションに入力した値のみが適用されます。相対値(Relative)モードでは、レイヤーのグローバルAHDSR設定にオルタネート/セクションに入力した値がプラスされる形で適用されます。
フィルタ
インストゥルメントに対してあらゆる処理を可能にすべく、『INDEPENDENCE』は2ポール、4ポール、6ポールのフィルター・セクションを用意しています。
- 2ポール・ローパス(12dB)
- 2ポール・ハイパス(12dB)
- 2ポール・バンドパス(12dB)
- 4ポール・ローパス(24dB)
- 4ポール・ハイパス(24dB)
- 4ポール・バンドパス(24dB)
- 6ポール・ローパス(36dB)
- 6ポール・ハイパス(36dB)
- 6ポール・バンドパス(36dB)
拡張キースイッチ
レイヤー間を切り替える標準のキースイッチの他に、『INDEPENDENCE』はレイヤー内でプレイ・スタイルなどの切り替えを行う "レイヤー内部キースイッチ" を搭載しています。
シンク/テンポ・プルダウンメニュー
サンプリング・インストゥルメントのマッピング、そして各オーディオ・サンプルの調整が、インストゥルメントに魂を込める重要な作業となります。いかに洗練されたマッピングであるかが、演奏時におけるインストゥルメントのサウンド、臨場感、そしてリアルさを左右します。そして、インストゥルメントの演奏スタイルをあなたに合うように個別に調節できる事、キーボードのダイナミック数、可能な奏法の種類の豊富さ、ベロシティ、オルタネートなどは、まるで本物の楽器を演奏しているかのようなパフォーマンスを行う為の、たいへん重要な要素となります。
初期設定/コンテント・ブラウザ/オーディオファイル・ブラウザ表示
複数のページをまとめて表示するマッピング・エディターでは、可能なセッティングを最も効率よく一覧できる “初期設定表示” と、現在ロード&選択しているレイヤー、セクション、オルタネートを一覧できる “コンテント・ブラウザ表示”、そして可能なオーディオファイルが一覧できる “オーディオファイル・ブラウザ表示” があり、右上角にあるボタンで表示間の切り替えを行うことができます。
初期設定表示:
MIDIエディタ表示:
コンテント・ブラウザ表示:
オーディオファイル・ブラウザ表示:
マッピング・エディタ
『INDEPENDENCE』の明確にアレンジされたマッピング・エディタは、従来ひどく時間を食っていたマッピングのカスタマイズ作業をほんの数秒で終わらせてしまうでしょう。その洗練された編集オプションと分かりやすいグラフィックによる操作環境により、マルチ・ベロシティのインストゥルメントを簡単にエディットすることが可能となっています。
例えば、キー・ポジション、ベロシティ・レンジ、クロスフェード、フェードイン、フェードアウト、固有のカーブなども、すべてサンプル単位でエディット可能です。
また、サンプルのマッピング作業を手助けするために、『INDEPENDENCE』ではユニークなオートマッピング・インポート機能を搭載しています。
『INDEPENDENCE』は、複数のサンプル音のファイル名から名前構造を見つけ出し、ひとつのグループとして類推する機能を持っています。その際、次のようなファイルインポートの認識オプションがあります。:マルチ・キーマッピング(メロディ楽器用)、単一キーマッピング(パーカッション用)、クロマティック(ループやエフェクト用)、そしてセクションとオルタネートを自動認識するYellow Tools 独自のXYZマッピング(3Dマッピング)です。
オーディオ・エディタ
独自のサンプル、または既存のレイヤーをインポートした後は、非常に強力なオーディオ・エディタが、各サンプルのスタートポイントやエンドポイントのファインチューン、ループマークの編集、ボリューム、ピッチの調整などを可能にします。
オーディオファイルの波形とファイル名の隣には、サンプルレート、ビットレート、ファイルタイプ、長さ、フレーム数、ファイルサイズなどの情報がビジュアルに表示されます。尚、マルチチャンネル・サンプルを使用している場合は、それぞれのチャンネルを個別に表示することもできます。
INDEPENDENCEのオーディオ・エディターの追加機能『スライスエディット』は、選択されたゾーンを複数の『パーツ』に分解することができます。もしかすると既にこういった経験をされたことがあるかもしれませんが、INDEPENDENCEの機能はそれよりもさらに優れたものになっているはずです。
『Sensitivity』にスクロールや文字入力で新しい値を入力すると、それに応じて新しいマーカーが現れます。もちろん、自動ダイナミクス検出の機能で割り出されたこの分割数は、いつでも編集することが可能です。満足の行く結果が出るまで、『Sensitivity』パラメーターを編集してみて下さい。もし良いインスピレーションが浮かばなかった場合はマーカーを見直して追加したり、不要な分を削除したりといった工夫をしてみましょう。
INDEPENDENCEのMIDIファイル・エディターは、現存するソフトウエアサンプラーの中ではもっとも強力なもののひとつでしょう。インポート可能なMIDIファイルの数に制限はなく、またゾーン(オーディオファイル)のようにマッピングエディタで編集が可能です。INDEPENDENCEは同時に複数のMIDIファイルを再生することも可能で、演奏のベロシティにあわせてそれを変化させることすらできるのです。
MIDIファイルは選択、編集、移動、スケール化、コピー、ペースト、ドラッグ&ドロップ、すべての操作が可能です。さらに、MIDIの再生をオーバーラップさせて、たった一つのキーで複数のファイルの再生をスタートさせることも可能ですし、それらが異なるレイヤー上にあってもなんら問題はありません。
INDEPENDENCEにはインテリジェントなオーディオファイル・ブラウザーが搭載されており、サードパーティ製のライブラリ、インストゥルメント、オーディオファイルやループにすぐにアクセスすることができます。さらに試聴機能がついているのでインポート前に確認することもできます。
サンプリング・インストゥルメントの目標は、いかに本物の楽器を実際に演奏しているかのようなサウンドに近づくことができるか、です。 となると、サウンドをリアルなものにするには、一体何が必要なのか・・・?
一つは、その楽器を演奏するミュージシャンの "タッチ(個性)" です。そしてもう一つは、演奏している楽器の"振る舞い(反応)" です。つまり、実際の演奏においては、同じノートが毎回全く同じように鳴ることは決してないのです。そして、これがまさに『INDEPENDENCE』が取り入れた特徴です。更に『INDEPENDENCE』では、各オルタネート、奏法、演奏テクニックに対して個別にレガートやパフォーマンス・セッティングを割り当てることが可能にもなっています。このように『INDEPENDENCE』ではプレイバック時におけるサウンドの選択に究極のデザイン設計と画期的な手法を導入しており、そのパフォーマンス・モードにおいては、サンプリング・インストゥルメントに "人間味" を与えます。
初期設定表示/コンテント・ブラウザ表示
複数のページをまとめて表示するパフォーマンス・モード・エディターでは、可能なセッティングを最も効率よく一覧できる “初期設定表示” と、現在ロード&選択しているレイヤー、セクション、オルタネートを一覧できる “コンテント・ブラウザ表示” があり、右上角にあるボタンで表示間の切り替えを行うことができます。
初期設定表示:
コンテント・ブラウザ表示:
パフォーマンス・モード
マルチ・ダイナミック・オルタネート、リピティション、ステップ、アーティキュレーション
各サンプル・セクションにつき、最大 32 種類もの異なるサウンド・バリエーションを割り振ります。これにより、いつも同じで機械的なサンプリング・サウンドは、もはや過去のものとなるのです。オルタネート・ステップでの演奏は、ランダムに設定することも個別にアサインすることも出来ます。
『INDEPENDENCE』の画期的なサンプルとファイルの管理構造により、今までのサンプリングベースのインストゥルメントとは一線を画す非常にリアルな演奏が可能になっています。
マルチ・ダイナミック・アドバンスド・レガート・モード
サンプリング・インストゥルメントのサウンドを更に忠実でリアルなものにするために、『INDEPENDENCE』はAdvanced Legato Mode(アドバンスド・レガート・モード)を搭載しています。このレガート・モードのパラメーターは、レガート奏法で演奏されている楽器の振る舞いを比類のないリアルさで再現するために、それぞれのセクションに個別にアサインされます。
一回キーから指を離したスタートや、オプション、ターゲット・バリューを設定することで、キー・アップ/ダウン時に完璧なレガート奏法を可能にすることができます。さらに鮮烈な結果をお望みでしたら、アドバンスド・レガート・モードと 『INDEPENDENCE』のTune Model(チューニング・モデル)を併用することをお勧めします。
BROWSER(ブラウザ)は、INDEPENDENCEで使用するあらゆるファイルを即座に見つけ出し、アクセスを容易にしてくれます。
全体的な俯瞰をクリアーに表示するだけでなく、かつてのソフトウエア・サンプラーでは実現されなかった高度な検索機能を持っています。(プロジェクト、レイヤーセット、レイヤーを探すに当たり、ファイル名だけでなくカテゴリー、日付け、管理者の名前などからも探すことが可能です。)
洗練された検索機能は、キーワードによる検索だけでなく、INDEPENDENCEが“どこを”検索するかを指定できます。はじめのキーワードを入力し始めると同時に、INDEPENDENCEはすぐに検索をスタートします。
最近検索したキーワードは20個まで“recent searches(最近の検索)”に保存されています。
ファイルのアトリビュート(属性)を表示することができます。この表示はカスタマイズが可能で、必要な詳細情報を常に表示させておくことができます。
MIDIやオーディオファイルのブラウザは、ファイルをクリックするだけでその内容をすぐに聞いて確かめることができます。
もちろんオーディオファイルでは試聴用の再生ボリュームを変えたり、MIDIファイルではオリジナルのテンポ、INDEPENDENCEのテンポいずれかに合わせるといった柔軟な操作が可能です。
プロジェクト、レイヤーセット、レイヤーに対しては、ブラウザの下部に“インフォメーション・バッチ”オプションが表示されます。選択しているプロジェクト、レイヤーセット、レイヤーに対してバッチ処理による情報の変更・追加が可能です。
今までにない、最高にプロフェッショナルなプラグイン・ミキサーです!
このプロユースのミキサーを使えば、編集から完成まで、全てのインストゥルメント・プロジェクトをホストから独立して行うことが可能です。
まずプロジェクトに割り当て可能なバスは無制限です。個々のレイヤーチャンネルにはそれぞれ 5 種類のバスセンド(プレ/ポストが選択可能)があります。さらに、各レイヤーのセクションには "カスタム・チャンネル(内部バーチャル・チャンネル)" を無制限に追加可能です。つまり追加のバーチャル・チャンネルを付加することで、レイヤーの編集をより簡単でスムーズにすることが出来るのです。
特に、ミキサーにとってはトラックに対して素早くアクセスすることや、純粋なコントロールを維持すること、それと可能な限り良く全体像を見渡せる環境を持つことはとても重要です。この為、『INDEPENDENCE』では全てのチャンネルにおいてシーケンスをドラッグ&ドロップで簡単に変更することができますし、プラグイン・ウィンドウのサイズにまでミキサーを拡大してミックスダウン作業を行い易くすることができるようになっています。
また、インストゥルメントの処理、調節、ミキシングを行う為に、『INDEPENDENCE』のミキサーは40種類以上に及ぶ専門のインサート・エフェクトとフィルタを搭載しています。各チャンネルに好きなだけインサート・エフェクトをロードする、ドラッグ&ドロップでインサートのシーケンスを変更する、各インサートの設定を個別に保存する、プリセットとしてフィルタ・バンク全体を保存する、などを自由自在に行うことが可能です。
グループ内のチャンネルに対して行うこれらの個別の設定や、オーバービュー(全体像)の素早い表示・非表示切り替え機能などによって、『INDEPENDENCE』のミキサーは最もプロユースにふさわしく、最高に強力なプラグイン・ミキサーになったと言えるでしょう。
INDEPENDENCEは、1つのMIDI チャンネルにつき128 種類のMIDICC と、1 つのインスタンスにつき128種類のホスト・アプリケーションのコントローラーを使って、オートメーションを行う事ができます。INDEPENDENCEのミキサーの”volume”、”panorama”、”solo”、“mute”、”BUS volume”、更にはミキサーやモジュール部分にあるインサート・フィルターとエフェクトに対して、MIDI /ホスト・オートメーションを使用する事もできます。
パラメーターをオートメーションで変化させるには、Ctrlキーを押たまま目的のパラメーターをクリックします。するとオートメーション用のプルダウンメニューが展開します。
複数の異なるチャンネルをまとめて管理する事が可能です。
既存のインストゥルメントを自分の思い通りにカスタマイズする方法と言えば、マニピュレーション(操作&処理)とエディット(編集)です。
その為 『INDEPENDENCE』では、40種類以上に及ぶ専門のインサート・エフェクトとフィルターを搭載しています。
『INDEPENDENCE』のミキサーに、そしてモジュール・エリア内においてはレイヤー、オルタネート、セクションごとに、インサート・エフェクトを無制限に追加することが可能です。インサートのシーケンスはドラッグ&ドロップでを簡単に変更することができます。また、“sync(シンク)” 機能を含め、全てのインサートはホスト・アプリケーション、そして『INDEPENDENCE』の内部テンポにも同期させることが可能となっています。
より素早い結果を得る為に、『INDEPENDENCE』はシングル・インサート・エフェクト及びエフェクト・バンク用に数多くのプリセットを用意しています。また、ユーザーはプリセット・メニューに独自の設定を追加することも可能です。
『INDEPENDENCE』は、以下のインサート・エフェクト&フィルターを搭載しています。
スペシャル
ORIGAMI
「Origami」は、Yellow Tools社のソフトウェア開発者とオーディオ・エンジニアが開発したインパルス・レスポンス・ファイルを使用、編集する為のハイエンドなエンジンです。
EQインサート
4 Band Parametric EQ / 4バンド・パラメトリックEQ
6 Band Parametric EQ / 6バンド・パラメトリックEQ
Vintage 3 Band EQ / ビンテージ・3バンドEQ
フィルタ・インサート
2D Filter / 2Dフィルタ
Filter Follower / フィルタ・フォローワー
X Filter / Xフィルタ
Multimode Filter / マルチモード・フィルタ
Low Cut Filter / ロー・カット・フィルタ
High Cut Filter / ハイ・カット・フィルタ
LFE Filter / LFEフィルタ
Satellites HP Filter / サテライト HP フィルタ
ダイナミクス・インサート
Compressor / コンプレッサー
Gate / ゲート
Limiter / リミッター
モジュレーション・インサート
Vinylizer / ビニライザー
Phaser / フェーザー
Chorus / コーラス
Flanger / フランジャー
ディストーション・インサート
Time Clipper / タイム・クリッパー
Bit Reduction / ビット・リダクション
Tube Distortion / チューブ・ディストーション
Dual Band Distortion / デュアル・バンド・ディストーション
ディレイ・インサート
Sample Delay / サンプル・ディレイ
Delay / ディレイ
Filter Delay / フィルター・ディレイ
Doubler / ダブラー
Echo / エコー
ヘルパー・インサート
Channel Manager / チャンネル・マネージャー
Calibration / キャリブレーション
Reference Tone / レファレンス・トーン
Metronome / メトロノーム
Level Meter / レベル・メーター
Pan/Width / パン/ウィドス
Phase Invert / フェーズ・インバート
Volume / ボリューム
XY Panorama / XYパノラマ
Levelmeter Pro / レベルメーター・プロ
Surround Panner / サラウンド・パンナー
リバーブ・インサート
Reverb / リバーブ
Reverb 2 / リバーブ 2
スペシャル
Mic Modeler / マイク・モデラー
Cabinet Modeler / キャビネット・モデラー
Preamp Modeler / プリアンプ・モデラー
シンク・オプション
Sync/Tempo Pulldown / シンク/テンポ・プルダウン
革新的なインパルス・レスポンス・プロセッサー
「Origami」は、Yellow Tools社のソフトウェア開発者とオーディオ・エンジニアが開発したインパルス・レスポンス(=IR)ファイルを使用、編集する為のハイエンドなエンジンです。Inspired Acoustics社『INSP:IRインパルス・ライブラリ』から抜粋収録しているIRファイルにより、「Origami」は実際にその空間(ルーム)にいるかのような素晴らしい音響を提供します。
Origamiは、"トゥルー・ステレオ(4 チャンネル使用したひとつのマルチチャンネル)"も管理することが出来ます。また、サラウンドについては最大8.1 チャンネルまで対応します。以下の処理をサポートしています。
- モノラルから:モノラル、ステレオ、サラウンドへ
- ステレオから:モノラル、ステレオ、トゥルー・ステレオ、サラウンド、トゥルー・サラウンドへ
- サラウンドから:モノラル、ステレオ、トゥルー・ステレオ、サラウンド、トゥルー・サラウンドへ
Origamiは、Inspired Acoustics社”INSP:IRインパルス・ライブラリ” からインパルス・レスポンス・ファイル(=IRファイル)を抜粋収録しています。
Origamiのインパルス・レスポンス・プロセッサーは、従来のようにリバーブ(残響)を合成して作り出すのではなく、実際の空間(ルーム)から採取した音響特性データを基にしてリバーブを算出し、実在するあらゆる音響空間をシミュレートすることを可能としています。このような方式により生成されるリバーブは、シグナル生成時に畳み込み演算(=コンボリューション)という数学的な処理が行われるゆえに、”コンボリューション・リバーブ” とも呼ばれています。この技術は空間をシミュレーションするというよりは、それぞれの音響システムをシミュレーションするという方がふさわしいかもしれません。インパルス・レスポンス・テクノロジーはスコアリングやフィルム・シンクロナイゼーションの分野でもっとも一般的に活用されています。
IRファイル・セレクション
レイヤーまたはミキサーにインサート・エフェクトとして「Origami」を追加すると、”presets” プルダウンメニューにて、予め収録されているIRファイルはもちろん、他のIRファイルをロードすることができます。
エディター・モード
選択したIRモデルは、エディター・モードでロードされてファイルが開かれます。ここで、IRファイルを好きなようにカスタマイズ&編集することが可能です。
Positioner(位置)
ロードした空間(ルーム)の中でインストゥルメントの位置(ポジション)を個別に移動できるように、「Origami」は ”Positioner(ポジショナー)” 機能を搭載しています。 ”Positioner(ポジショナー)” 機能をONにすると、オーディオ源、つまりインストゥルメントはロードした空間(ルーム)の中で自由自在に移動可能となります!もちろん、リアルタイムで、です。
ファイル情報
"IR File Info" ボタンをクリックすると、IRファイルの詳細が表示されます。
米国Chicken Systems社は、長年にわたりサンプラー・フォーマットの変換を専門に扱い、あの有名なフォーマット変換ソフトウェア 『Translator』 を開発した会社です。
『INDEPENDENCE』をユーザー環境に完全に適合させる為、我々Yellow Tools社はChicken Systems社と密接な協力関係のもと、Mac OS X/Windows XP対応 『Translator - Independence Edition』 を開発いたしました。
※『Translator - Independence Edition』は Chicken Systems社Webサイト(www.chickensys.com) にて発売されております。
『INDEPENDENCE』の登録ユーザーは、Yellow Tools社ユーザーエリアより『Translator - Independence Edition』のトライアル版(Mac OSX/Windows XP)を無償でダウンロード頂けます。本トライアル版では、AKAI S1000/S3000を『INDEPENDENCE』用に変換することができます。
「Translator - Independence Edition」
『Translator - Independence Edition』では、下記のフォーマットを『INDEPENDENCE』用に変換することが可能です。
ハードウェア・サンプラー
- AKAI S5000/Z-Series
- Roland S-5x Series
- AKAI MPC Series
- Emu EOS (Emulator E4 Series)
- Emu E3 Serie & ESi Series
- Kurzweil K-2000 Series
- Ensoniq EPS/ASR-10
ソフトウェア・サンプラー
- Native Instruments Kontakt
- Native Instruments Battery
- Native Instruments Reaktor
- Tascam GigaStudio
- Emagic EXS-24
- Steinberg Halion
- Propellerheads Reason NN-XT
- MOTU MachFive
- Bitheadz Unity DS-1
- SampleCell
- Propellerheads Recycle
- SoundFont
- Steinberg LM-4
- E-MU Emulator X
- WAV
- AIFF
製品名 | Independence PRO | INDEPENDENCE | Independence Player | Independence Free | |
ライブラリ |
> 70 GB |
> 10 GB | - | > 2 GB | |
インターフェース | VST, AU, Standalone | VST, AU, Standalone | VST, AU, Standalone | VST, AU, Standalone | |
OS | Mac & Win | Mac & Win | Mac & Win | Mac & Win | |
MIDIポート/チャンネル | 32/16 | 32/16 | 32/16 | 32/16 | |
アウトプット | 64/64 | 64/64 | 64/64 | 64/64 | |
オーディオ・フォーマット | 32bit/192kHz | 32bit/192kHz | 32bit/192kHz | 32bit/192kHz | |
サラウンド | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | |
MIDIインポート | ○ |
○ | ○ | ○ | |
オーディオインポート | ○ | ○ | × | × | |
VSTインポート | ○ |
× | × | × | |
VSTiインポート | ○ | × | × | × | |
Translator互換 | ○ |
○ | × | × | |
パート数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
最大発音数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
オートメーション | ○ | ○ | ○ | ○ | |
サンプルエディット | ○ |
○ | ○ | ○ | |
マッピングエディット | ○ | ○ | ○ | ○ | |
インサート・フィルター/エフェクト | > 40 | > 40 | > 40 | > 40 | |
バス/カスタム・チャンネル数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
ミキサー | ○ |
○ | ○ | ○ | |
カスタム・コントロール | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ブラウザ | ○ |
○ | ○ | ○ | |
ドラッグ&ドロップ・サポート | ○ | ○ | ○ | ○ |