[ソフト音源] CANTOR
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CANTOR
カンター
ザ・ヴォーカル・シンセサイザー
"人間の歌声"という発音方式をシンセサイザーの音源方式に採用した、奇抜で、独特で、不思議なシンセサイザー「CANTOR」。一般的なシーケンサーを模したレイアウトのスコア・エディタにて、メロディと歌詞を入力するだけで、話す/歌うといった表現を可能にしています。CANTORの特筆すべき点は、これらをリアルタイムでストレス無くコントロールが可能な点にあります。入力した時点ですぐに歌い上げる事は当たり前。さらに入力した歌詞はMIDIノートからトリガーすることが可能ですので、再生中にリアルタイムに"歌詞付き"のメロディ・ラインを奏でたり、さらに歌詞を随時書き換えながら演奏したりといったエキサイティングなコントロールが可能です。
CANTORは"ザ・ヴォーカル・シンセサイザー"という名前の通り自由なメロディ/歌詞で歌わせる事はもちろん、ロボット・ヴォイスから"声の面影"が僅かに残る程度のシンセサイザー・サウンドまで、あらゆる"音"で歌わせる事が可能です。これらパラメータもリアルタイムにコントロールが可能ですので、外部MIDIコントローラーやシーケンス・ソフトウェアからのオートメーションなどから自在にサウンドメイキングを施す事が可能です。CANTORは人間の代用としてヴォーカルを担当する為の事務的なソフトウェアではなく、言語サウンドシステムを核に据えた、斬新で創造的なシンセサイザーです。
言語サウンドシステムの核となる声帯をデザインする音源部には『VirSyn CUBE』直系のアディティブ・シンセシス・エンジンを搭載し、最大256基ものサイン波を用いて一音をリアルタイムにジェネレート。これにブレスノイズ等歌声特有のパラメータを加えた信号は声道をシミュレートする音素エンジンでモジュレートされ、CANTORは入力された「歌詞」を歌い上げます。音素エンジンにはあらゆる英語歌詞を話す/歌う事が可能な音素セットと、約12万語を収録した辞書によって構成されていますので、誰もが簡単に、手間をかけず使いこなす事が出来ます。この、言語を決定する音素セットはユーザー・カスタマイズも可能ですので、スキャットやラップ、民謡など、歌に合わせて発音をコントロールしたり、自分だけのオリジナルな言語を作成することが可能です。
リアルタイム・ボーカル・シンセサイザー
- 8パート・マルチティンバー
- 12万語を収録した英語発音辞書
- スペクトル・シンセシス・エンジン採用
- マトリックス・エディタを搭載したビルトイン・シーケンサー
- 声帯をシミュレートするボイス・エディタ
- 声道をシミュレートする音素エディタ
- ノート単位のモジュレーション
- VST / AudioUnits対応ホスト・アプリケーションを使用したマニュアル/オートマチック操作
リアルタイム・パラメータ・コントロール
- Brightness / Humanize / Metallize / Gender factor / Vibrato / Breath noise
システム・インフォメーション
- Scala対応マイクロチューニング
- MIDI Learn機能
エフェクト
- 各パートに対し3種類のインサート・エフェクト
- ディストーション(hard/soft/Tape/Tube)
- MIDIシンク対応ステレオ・ディレイ/クロス・ディレイ/エコー
- モジュレーション・エフェクト
- 8ポール・フェイザー
- フランジャー
- ルーム・シミュレーター
メロディ・ライン/歌詞情報の入力を行うシーケンサー・ウィンドウ。入力したデータはホスト・アプリケーションに同期させて再生が可能な他、CANTOR 上で設定されたノート(音程情報)を無視し、接続されたMIDIキーボードやシーケンサー等からリアルタイム音程を付けて歌わせる事も可能です。画面下部に用意されたオートメーション・エディタには、入力された音符それぞれに対してベロシティやブレス等のパラメータを用意。さらに、ピッチ、ブライトネス、ビブラート等の動的なパラメータは、ノート毎にマルチセグメント・エンベロープを用意し、時間軸上の変化をコントロールすることが可能です。
ヴォイスの言語や方言を決定する音素を設定するフォルマント・フィルタ。プリセットで用意された39の音素から構成されるアメリカン・イングリッシュ以外にも、ユーザーが任意で全パラメータを作成する事が可能。SCORE EDITORで入力された歌詞は約12万語を収録した辞書により即座に音素へと分解され、モーフィング・エンジンによる滑らかな発音を行います。
『CUBE2』シンセサイザー直系のアディティブ・シンセシス・エンジン(全ての音はサイン波の組み合わせで作られるという理論を用いた音源方式)を搭載。最大256のパーシャル(サイン波)をマウスで描く事で、直接ヴォイス・サウンドのスペクトルを指定する事が可能です。その他にもノイズ・トランスファー(ブレスノイズのスペクトル)、ノイズ・モジュレーション(ピッチに合わせてノイズ量を調整)、EQ、ブラー(音素間の移り変わりを調節)、ブライトネスなど、ヴォーカル・シンセサイザー特有のパラメータを搭載。
8パートそれぞれのMIDIチャンネルの設定、レベル、PAN、ミュート&ソロ・スイッチ他、キーボード・スプリットやリバーブ・エフェクト(グローバル・エフェクト )のセンド等をコントロールするミキサー画面
外部MIDIコントローラで操作したいパラメータがあれば、パラメータを右クリック(Ctrlクリック)し、 "MIDI Learn"(入力されたMIDI信号の自動アサイン)させるだけ。割り当てられているコントロール・チェンジをわざわざマニュアルから探し出す必要はありません。
MAC OSX 動作環境 | |
コンピュータ | G4 400MHz以上 |
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OS | MacOS X 10.2以降 |
RAMメモリ | 256MB以上 |
インターフェース | VST2.0、AudioUnits、スタンドアロン対応 |
WINDOWS 動作環境 | |
コンピュータ | Pentium III 600MHz以上 |
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OS | Windows XP |
RAMメモリ | 256MB以上 |
インターフェース | VST2.0、スタンドアロン対応 |
- その他、インストールにはハードディスクに300MB以上の空き領域、CD-ROMドライブが必要です。
- サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
- ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
ソフトウェアを実際にインストールして、『CANTOR』 を体験頂ける試用版をダウンロード頂けます。
※試用版には以下のような機能制限がございます。
- 15秒毎にサウンドの音量をフェードアウトしています。
- データの保存は出来ません。
試用版に起因するいかなるトラブルに関しても、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社はその責任を負いかねます。また、試用版の使用方に関するお問合せについても、お答えすることができませんので予めご了承下さい。