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[ソフト音源]  EW/QL SYMPHONIC ORCHESTRA FULLSET

この商品は廃盤です

デベロッパー : EAST WEST
製品形態 : 音楽ソフトウエア
収録メディア : DVD-ROM 19枚組
リリース時期 : 2003年10月
商品コード : 24430
短縮コード : EWQLSO
JANコード : 4511820064937

EW/QL SYMPHONIC ORCHESTRA FULLSET

EW/QL シンフォニック・オーケストラ・フルセット

コンサートホールの音響を忠実に再現した極上のオーケストラ音源

2008 年10 月24 日(金)をもちまして、米国EastWest 社製品の日本総輸入代理店が、弊社から株式会社ハイ・リゾリューション様へ移行することとなりましたのでお知らせ申し上げます。今後のEastWest 社製品のユーザーサポートなど詳しくは、プレスリリースをご覧下さい。

コンサートホールの音響を忠実に再現した極上のオーケストラ音源

『EastWest/Quantum Leap SYMPHONIC ORCHESTRA』は、オーケストラ・インストゥルメントが最も自然に聞こえる場所、すなわち"コンサートホール"にてレコーディングを行っております!

総工費1億2500万ドル(約150億円)をかけて建設され、たいへん優れた音響を持つことで世界的評価も高いNYの有名コンサートホールにて、一流シンフォニック・オーケストラが演奏する至高のサウンドを、伝説のオーディオ・エンジニアProf. Keith O. Johnson(クラシック・レコーディングにおいてグラミー賞を2回獲得/8回ノミネートの経歴を持つ)が、本レコーディング用にカスタマイズした専用機器を使って丁寧にレコーディング。最高のコンサートホールで耳にする美しいサウンドを"ありのまま"に収めた極上のフル・オーケストラ・ライブラリです。

ストリングス、ウッドウィンド、ブラス、パーカッションの計4セクションを、オーケストラ・サンプリング・ライブラリとしては史上初、至近距離用の「クローズ・マイク」、中距離用の「ステージ・マイク」、遠距離用の「ホール・マイク」の3マイク・ポジションで24bitレコーディングしています。つまり、1音につきサウンドは3種類づつあり、それぞれが各マイク・ポジション別に立体的に収録されていますので、それらを思いのままにブレンドしながら、リアルタイムに各インストゥルメントの音色やアンビエントをコントロールできるようになっています。

  • プロデュース:Doug Rogers(EastWest)、Nick Phoenix(Quantum Leap)
  • レコーディング:Prof. Keith O. Johnson。

クローズ/ステージ/ホールの3マイキングを収録

従来のオーケストラ・ライブラリでは、用意されているサンプルにEQやリバーブを用いない限り、サウンドの定位をコントロールする事はほとんど不可能でした。しかし、『EW/QL SYMPHONIC ORCHESTRA』では、各マイク・ポジションごとの音色を用意していますから、サンプル・プログラムを交換するという作業だけで、コンサートホールにおける聞き手の位置を自在に変更できます。これにより、音色コントロールの幅が驚くほど広がります!実際、本ライブラリにおいてEQの必要性は失われたと言えるでしょう。アンビエント・コントロールについても同様です。わざわざ人工的なリバーブを後から付け加えなくとも、本物のリバーブが付いているサンプルをそのまま使えばいいのです!この方が、サウンドも遥かにナチュラルである事は言うまでもありません。

例えばハリウッド映画級の臨場感溢れるサウンドが欲しい時は「ステージ・マイク」のサウンドを。特に強調したい楽器パートには、そこだけ「クローズ・マイク」のサウンドを。サラウンド感や自然なホールのリバーブが欲しい時は「ホール・マイク」を・・・。最高のコンサート・ホールでレコーディングした豊かで臨場感たっぷりのオーケストラ・サウンドを、本ライブラリでは思う存分、リアルタイムにコントロール可能です。

更に、本ライブラリの素晴らしい所はこれだけではありません。本物のコンサートホールのアンビエントをそのままに収めたこれらサウンドは、ライブラリに搭載されているNative Instruments社開発のオーディオ・インターフェースにより、UpとDownのストローク(運弓)を自動的に交互で演奏することができます。これにより、たとえどんなに速く同じ音を繰り返し演奏させたとしても"人"による演奏感を損なう事がなく、マシンガンのような単調な機械音にはなることはありません。

"ナチュラルなオーケストラ・サウンド"へのこだわりは他にもあります。各楽器奏者はオーケストラ編成の決められた位置につき、その位置で演奏を行ったサウンドをレコーディングしています。各インストゥルメントは、半音階ごとに、そしてマルチ・ダイナミクスで細かく収録しており、ノーマルなサウンドから感情豊かで非常に劇的なサウンドまでアーティキュレーションも幅広く収めています。ゆえに、サンプル数はかなり膨大な数になっているのですが、必要なサウンドに素早くアクセスできる様にプログラム上の工夫が成されています。

楽曲の制作例としては、まず作曲の初期段階においては「クローズ・マイク」または「ステージ・マイク」の1種類のみを使用し、最終的なミックスダウンの段階において、各マイク・ポジションのサウンドを置き換えながら音色やアンビエントを調整していく、というのが効率的でしょう。もちろん、他にも様々な制作アプローチが考えられます。自分にあった一番やりやすい方法で、自由にオーケストラ制作を楽しんでください。


各エディションのアーティキュレーションの収録内容など、EWQLSOを詳しく解説したPDFガイドをご用意致しました。

  • 本製品の開発元である米国EastWest社の発表によると、本製品のPRO XP版もお持ちの方(=オリジナル版+PRO XP版の両方をお持ちの方)には同社が現在開発している「PLAYエンジン」(Universal Binary(IntelMac)/Windows Vista(32&64bit)に対応)を搭載した製品へのアップグレード・パス(*注)が用意される事になっております。
  • もし本製品のPLAY版が制作された場合には、本製品のPRO XP版を2007/1/18~2007/10/30までの期間中に購入した方(=オリジナル版+PRO XP版の両方をお持ちの方)は無償で本製品のPLAY版にアップグレード(*注)いただけるようになります。ただし、既存のNI版のライセンスもそのまま保持したい場合は、アップグレード価格$49.95(*注)が必要となります。

注1:時期/価格は未定です。(2007年9月現在)

注2:「PLAYエンジン」搭載製品の使用には、iLokドングル(別売)が必要となります。

注3:上記アップグレードの取り扱いに関しましては、すべてお客様とEastWest社との直接のやりとり(英語)のみとなっておりますので、ご了承下さい。

本アップグレードに関する内容は2007年2月に発表(2007年9月に追加修正発表)されたものであり、EastWest社により予告なく変更される恐れがあります。(もし変更が起きた場合は、随時、本ページまたは弊社ブログにて情報を提供して参ります。)